|
評価:
松谷 みよ子,瀬川 康男
童心社
¥ 735
(1967-04)
|
405万部売れているそうです。
たくさんの子ども達が見つめてきた本でしょう。
これを読み聞かせしていると、子ども達が
「ばあ」の部分で活き活きしてきます。
そして、何回も繰り返し読み聞かせをせがまれます。
子ども達って同じものを繰り返しますよね。
同じ食べ物、同じ本、同じ遊び、同じ友達・・・・
親としては、もっともっといろいろチャレンジしてほしい。
いろんな世界を知ってほしいし、たくさんのお友達の中で人気者になってほしい。
でも、その子どもだけの世界を味わえる時間って人生の中でほんの少しなのかもしれません。
「むやみにいろいろを望まないでいてあげたい」
そんなことを考えさせられる本です。
本田先生へ
たまには童心に返って
「いないいない ばあ」してみてください(笑)
子供達が喜ぶ要素があるのでしょう。
児童文学の世界では、「きわもの」は長い目で見たら子ども達に支持されないそうです。
この作品が王道なんでしょうね。