論理的思考を養うには、算数・数学いいと言われます。
しかし、これには個人差がかなりあります。現在は、すんなりと入れる者の方が少ないでしょう。
そういう子供たちに算数・数学で教え続けても、かえってバリアを作ってしまいます。何故なら、数字は抽象的なものであり、ただでさえ分かりにくいからです。
まず、具体的なもの=言語の領域で論理的思考の訓練をし、その後に算数・数学に進むことをお薦めしています。
論理的思考は集合論と深く関係があります。ですから、集合を重視して訓練していくと伸びていきます。
しかし、現状の国語教育ではそれらの訓練があまり無いのが残念です。
また、言語でも厳しい場合は、もっと具体的なもの=図形や絵に落とし込んでいくといいようです。