現在、中3特訓講座期間中です。
休み時間にケータイをいじる生徒に、少し話をしました。
ケータイの害についてです。
ケータイがまだ携帯電話と呼ばれていたころ、通話料金が12万円/1カ月という子供がいました。まだパケット制など導入されていませんでしたし、面白くて仕方が無かったのでしょう。
親に携帯を折られたと言っていましたが、当然だと思います。わたしが親でも取り上げます。
その後、このような事例が相次ぎ、料金が注目されました。
そして、その次は有害サイトについて話題に上りました。
根本的な解決策が無いまま今に至っています。
確かに、それらの2点も問題です。
しかし一番の害は、『思考の中断』にあるのではないでしょうか。
何かに熱中している時ケータイにメールが来る。メールに対応していると、今まで考えたいたことが抜けてしまう。
例えば、それまでに2時間かかってやってきたことが、一瞬でふいになる。
これは、twitterやsnsでも同じこと。
ただし、こちらは受動だけではないので、能動的に使用を減らすことができます。
「今日学んで考えてきたことが、そのケータイで瞬時に飛ぶとしたら、君たちどうする?」
その問いかけへの驚いた顔が忘れられません。